- クラリネット:コハーン・イシュトヴァーン
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ハンガリー出身のクラリネット奏者コハーンは、今日の管楽器ソリストの中で最も注目度の高い奏者の一人である。12歳でバルトーク音楽院(高等学校)英才教育コースに入学し、リスト音楽院を経て2013年に活動拠点を日本に移した。同年第11回東京音楽コンクール第1位及び聴衆賞受賞し、音楽家としての道を歩き始めた。2015年には日本で最も権威のあるコンクール第84回日本音楽コンクールにて第1位及び岩谷賞(聴衆賞)、E.ナカミチ賞を受賞するなど、この数年で15のコンクールで24もの賞を受賞している。国内外の数々のオーケストラやアーティストとも共演を重ねる。コンサートや演奏活動に加え、東京音楽大学にて講師として教鞭をとっている。「コハーン・ メソッド」という自身の指導方法を確立し、若手音楽家のサポートに情熱を注いでいる。
- ピアノ:嘉屋翔太
- 3歳半よりピアノを始める。開成中学・高等学校を経て東京音楽大学ピアノ演奏家コース・エクセレンス3年に特別特待奨学生として在学中。高校在学中にウィーン国立音楽大学に短期留学しディプロマを取得、選抜演奏会に出演。第8回三善晃ピアノコンクール特別部門第1位並びに最優秀特別賞・三善作品特別賞を同時受賞、第43回PTNAピアノコンペティションPre特級金賞等、多数の国内コンクールで入賞。
2021年、第10回フランツ・リスト国際ピアノコンクール(ワイマール)にて最高位の第2位に入賞し、同時に聴衆賞、サン=サーンス最優秀解釈賞を受賞。ソロでの演奏活動に留まらず室内楽や編曲等にも精力的に取り組む。現在、菊地裕介、武田真理、野島稔の各氏に師事。
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